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本日、ご紹介するモデルは、先日発表された「フリークX ゴールド エナメル」です。
世界限定120本の「フリーク」という画期的なメカニズムと伝統技術の「エナメル」を交えた特別モデルです！

フリークとは…

【ユリス・ナルダン】の「フリーク」は、針も文字盤もリューズももたない画期的なデザインと機構が非常に大胆で2001年に発表されました。

①リューズの代わりにベゼルに組み込まれた時刻合わせシステム
②ケースバックの機構で時計のゼンマイを巻き上げるシステム
③耐久性、軽さ、耐磁性に優れたシリコンを時計に導入したパイオニア

①～③までの革新的な技術を備えた「フリーク」は、時計業界に変革をもたらしました。
20年以上にわたり、20以上の特許を取得した「フリーク」は、【ユリス・ナルダン】の絶え間ない革新への追及と象徴し、コレクターの間でアイコン的存在となっています。
2023年に「フリーク　ワン」はGPHG(ジュネーブ・ウォッチ・グランプリ)でアイコニックウォッチ賞を受賞しました。

2019年、「フリーク」コレクションを拡大するために親しみやすい、小振りなケースとリューズを追加した「フリークX」を発表しました。

【ユリス・ナルダン】のエナメルの技術力！

エナメル装飾は、エジプト・中国・ローマ帝国といった文明で3000年以上にわたって実践されてきた古代の技法になります。そして、時計製造においては、1600年代から用いられています。

【ユリス・ナルダン】は、グラン・フー、クロワゾネ、シャンルヴェ、ギョーシェ、フランケといったエナメル分野における最高峰の「ドンツェ・カドラン」との提携を1980年代から開始しています。
アトリエには、現在8人の職人が在籍し、その中でも30年以上技術を磨いてきた職人がいます。
実は、エナメルの基礎を習得するには、最低でも5年を要します…

「フリークX ゴールド エナメル」のエナメル回転ディスクは、通常のエナメル文字盤より高度な技術を要します。
アワーディスクは、ムーブメントと一体化しており、複数のネジ留めを備え、エナメル加工をより複雑にします。
「フリークX」の回転カルーセルの視覚効果を高めるために繊細なサンレイパターン(ギョーシェ)を施した上にエナメル加工を施すフランケ技法を採用しています。
さらに、ディスクの素材には、熱安定性に優れた22Kローズゴールドを用いられています。

120本限定の「フリークX ゴールド エナメル」のエナメル回転ディスクは、1枚1枚が1日がかりで製作され、完成までに約8時間を要します。

スペック