【ユリス・ナルダン】新作!「フリーク ワン」に2つの限定モデルが登場!伝統工芸を融合した特別な99本

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【ユリス・ナルダン】を代表するコレクション「FREAK(フリーク)」から、非常に魅力的な2つの新作が発表されました。
今回登場したのは、鮮やかなブルーエナメルを採用した「フリーク ワン ブルーエナメル」と、立体的なギョーシェ装飾を施した「フリーク ワン ギョーシェ」。
どちらも世界限定99本。
一見すると文字盤の仕上げ違いにも見えますが、それぞれに【ユリス・ナルダン】が培ってきた伝統的な装飾技法が用いられています。
まずは、そのベースとなっている「フリーク ワン」がどのような時計なのかをご紹介いたします。

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そもそも「FREAK(フリーク)」とは?

「フリーク」の歴史は2001年に始まります。
初代「フリーク」が登場した当時、その構造は時計業界の常識から大きく外れたものでした。
最大の特徴は、
「NO HANDS・NO DIAL・NO CROWN」
つまり、針がない、文字盤がない、そしてリューズがないということ。

一般的な時計であれば、ムーブメントの上に文字盤があり、その上を時針と分針が動いて時刻を表示します。
ところが「フリーク」では、ムーブメントそのものが回転して時刻を表示します。
ムーブメントの一部であるフライング・カルーセルが1時間で1周し「分」を表示。
そしてアワーディスクが12時間で1周することで「時」を表示します。
時計の内部に隠されているはずの機械を、時刻表示そのものにしてしまったわけです。
今見てもかなり特殊な時計ですが、それを2001年に発表していたと考えると、「フリーク」がいかに先進的だったのかが分かります。

時計業界にシリコンを持ち込んだ「フリーク」

「フリーク」を語るうえでもうひとつ欠かせないのが“シリコン”です。
現在では機械式時計にも使われるようになったシリコンですが、【ユリス・ナルダン】は2001年の初代「フリーク」で、時計業界に先駆けてシリコン製部品を採用しました。
軽量で摩擦が少なく、耐磁性にも優れるシリコンは、機械式時計にとって非常に相性の良い素材でした。

さらに現在の「フリーク ワン」には、【ユリス・ナルダン】が特許を取得したダイヤモンドでコーティングしたシリコン DIAMonSIL®も採用されています。
コーティングすることで耐久性がさらに増します。

「フリーク」は奇抜なデザインだけを狙った時計ではありません。
その独創的な外観の内側には、【ユリス・ナルダン】が長年積み重ねてきた技術革新が詰め込まれています。

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リューズがないのに、どうやって操作する?

時刻を合わせる際には、6時位置にあるセーフティロックを解除し、ベゼルそのものを回転させて時刻を調整します。
そしてゼンマイを巻き上げる際には、時計を裏返し、ケースバック側を操作します。
自動巻き機構には【ユリス・ナルダン】独自の「グラインダー®」システムを採用。
わずかな腕の動きからもエネルギーを取り込む高効率な自動巻きシステムで、約90時間のパワーリザーブを実現しています。

「針・文字盤・リューズがない」という「フリーク」のコンセプトは、見た目だけでなく操作方法にまで徹底されています。

「フリーク ワン」は2023年ジュネーブ・ウォッチ・グランプリ(GPHG)において「アイコニックウォッチ賞」を受賞し、当時は時計業界が騒いだのは有名な話です。
そんな「フリーク ワン」に今回加わったのが、伝統的な装飾技法を取り入れた2つの限定モデルです。

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フリーク ワン ブルーエナメル|革新的な機構に伝統のエナメル

まずご紹介するのが、鮮やかなブルーが印象的な「フリーク ワン ブルーエナメル」。
このモデルで目を引くのが、ブルーのエナメル文字盤。
エナメルは3,000年以上もの歴史を持つ伝統的な装飾技法。
【ユリス・ナルダン】では、エナメル装飾を専門とするドンツェ・カドランによって、その伝統が現在まで受け継がれています。

製造工程も非常に手間がかかります。
まずゴールド製のディスクにギョーシェ装飾を施し、その上から職人がエナメルを塗布。
約800℃という高温で焼成し、さらに何層にも重ねることで、独特の深みを持ったブルーを生み出します。
気泡やひびなどが生じれば、最初からやり直し。
こうして完成したブルーエナメルだからこそ、単純な塗装では表現できない奥行きや艶を楽しむことができます。

そして面白いのが、「フリーク」との組み合わせです。
シリコンやDIAMonSIL®、フライング・カルーセルといった先進技術の塊ともいえる「フリーク」に、何世紀にもわたって受け継がれてきた伝統的なエナメル技法を組み合わせる。
「革新」と「伝統」
一見正反対にも思える2つの要素が、ひとつの時計の中で共存しています。

【ユリス・ナルダン】新作!「フリーク ワン」に2つの限定モデルが登場!伝統工芸を融合した特別な99本 - ULYSSE NARDIN

ユリス・ナルダン
フリーク ワン ブルーエナメル
品番: 2403-500LE-3AE-BLUE/3A
ムーブメント:自動巻き(キャリバーUNー240)
パワーリザーブ:90時間
ケース素材:チタン

ベルト:ラバーストラップ
ケースサイズ:44mm
防水:30m防水
価格:¥14,289,000-(税込
)

フリーク ワン ギョーシェ|光によって表情を変えるギヨシェ

「フリーク ワン ギョーシェ」。
こちらはブルーエナメルとは大きく雰囲気が変わります。
アワーディスクには、ダイヤモンドパターンのギョーシェ装飾を採用。
非常に細かな幾何学模様が刻み込まれており、光を受ける角度によって陰影が変化します。
写真でも立体感がありますが、こういったギョーシェは光の当たり方によって表情が大きく変わるところが魅力。

さらに今回は、華やかすぎないサンドカラーでまとめられています。
ブルーエナメルとはまた違った方向から、「フリーク」の立体感を強調しています。

【ユリス・ナルダン】新作!「フリーク ワン」に2つの限定モデルが登場!伝統工芸を融合した特別な99本 - ULYSSE NARDIN

ユリス・ナルダン
フリーク ワン ギョーシェ
品番: 2403-500LE-4A-GUI/3A
ムーブメント:自動巻き(キャリバーUNー240)
パワーリザーブ:90時間
ケース素材:チタン

ベルト:ラバーストラップ
ケースサイズ:44mm
防水:30m防水
価格:¥12,727,000-(税込
)

同じ「フリーク ワン」でも、まったく違う2つの表情

今回の2モデルで興味深いのは、基本となる「フリーク ワン」の構造は共通しながら、アワーディスクの仕上げによって印象が大きく変わっているところです。

ブルーエナメルは「色・艶・奥行き」。
ギョーシェは「彫り・光・陰影」。

どちらも古くから時計製造で用いられてきた装飾技法ですが、それを「フリーク」という極めて現代的な時計に取り入れています。
2001年に時計製造の常識を覆した「フリーク」。
そこから25年にわたって進化を続けてきたコレクションに、伝統的な職人技を融合させた今回の2モデルは、【ユリス・ナルダン】らしい「革新と伝統」の組み合わせを存分に楽しめる新作ではないでしょうか。
どちらも世界限定99本。
「フリーク」が好きな方はもちろん、「普通の機械式時計では物足りない」という方にも、ぜひ注目していただきたい2本です。


投稿者:原