【IWC】他と違う!? こだわりの文字盤 オブシディアンブラックを採用したポルトギーゼをご紹介
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車好きなら馴染み深いボディーコーティング、こだわりのある方も多いのではないでしょうか。
自動車のコーティングも今回ご紹介させていただくクリア層を作って光沢を出しますよね。
車の場合は基本的に1層で、オプションとして3層コーティングなどの多層仕上げが用意されているのが一般的でしょうか?
それをイメージしていただくと「15層」の凄さを理解していただけると思います。
どうぞお付き合いください。
はじめに
IWCのポルトギーゼといえば、時計好きなら誰もが一度は憧れるタイムピース。
その中でも特に目を引くのが、「オブシディアンブラック」の文字盤を採用したモデルです。
この文字盤は通常のブラックとは異なり、深く艶やかなブラックダイヤルで、放つ存在感はただの黒ではありません。
今回は、この「オブシディアンブラック」という色が生み出す魅力に迫ります。

オブシディアンとは
オブシディアンとは、火山活動によって生まれる黒曜石のことです。
黒曜石は、溶岩が急冷されることでガラス質の美しい黒となります。
古代では鏡や装飾品として珍重されてきた歴史もあるんです。
光を吸い込むような深みと、わずかな反射が織りなす独特の艶感…それがオブシディアンの特徴です。
IWCがこの素材の「印象」を時計デザインに取り入れたことで、金属とは思えない滑らかな黒の表情をダイヤルに再現しています。

なぜ美しいのか
オブシディアンブラックの魅力は、その深みのある黒色にあるのですが、15層ものクリアラッカーが丁寧に塗り重ねられているのです。
1層ごとに塗布、乾燥、研磨を繰り返すという気の遠くなるような工程の末、ようやく完成する艶やかな表面。
それがオブシディアンブラックの文字盤です。
その深い光沢はまるで黒曜石そのもの。
光が当たると、ラッカー層の奥から柔らかく反射が立ち上がり、平面でありながら奥行きを感じさせます。
この“深みのある黒”が、針とインデックスを際立たせ、より時間を視覚的に浮かび上がらせます。
さらに、ラッカーの表面が微妙に光を反射することで、見る角度や光の種類によって異なる表情を見せてくれます。
IWCのクラシックなデザインと、15層にも及ぶオブシディアンの艶。
それらが融合しているからこそ美しいのです。

商品詳細

モデル名:ポルトギーゼ・クロノグラフ
品番:371625
価格:\3,223,000-(税込)
ムーブメント:自動巻きクロノグラフ(IWC自社製キャリバー 69355)
ケース素材:18Kレッドゴールド
ベルト:サントーニ製アリゲーターストラップ
防水:3気圧
ケースサイズ:41mm
パワーリザーブ:約46時間
いかがだったでしょうか。
文字盤の深みを感じていただけましたか。
オブシディアンブラックの文字盤を採用したモデルは今回ご紹介させていただいた「ポルトギーゼ・クロノグラフ」以外にも様々ございます。
この文字盤は、写真や文章では伝えきれない、深みと艶をもっています。
実際に手に取って光を当てた瞬間、その魅力を全身で感じていただけるはずですので、ぜひ、店頭でこの特別な一本をご覧ください。

