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「お店で可愛いリングを見つけたけど、サイズ表記が#51？」なんて経験はございませんか？
リング選びの際に様々なブランドをご覧になったお客様だと、特にその経験があるかなと思います。
明らかに51号もなさそうなサイズ感…違うブランドだけど同じサイズ感のリングタグを見ると、#11。サイズ感は一緒なのになぜタグの表記は違うのでしょうか。

実は、リングには日本表記と海外表記が存在するのです。
靴も日本と海外では表記が異なるように、リングも表記が異なります。国によって異なる表記方法はリング選びを難航させてしまうこともありますよね。今回のブログではリングのサイズ表記についてご紹介します。

リングには日本表記と海外表記が存在します！

日本でのリングサイズ表記には「JCS規格」と「JIS規格」の2種類があります。

「JCS規格」とは、「ジャパンカスタムサイズ」の略で、一般的な表記である10号や11号といった日本独自のリングサイズ規格です。
内周が約1㎜、リングの内径直径が約1/3㎜大きくなります。
「JIS規格」とは、「ISO(国際標準化機構)」が定めているリングのサイズを参考に、「JJA(日本ジュエリー協会)」が定めたリングサイズ規格です。リングの内周を整数で表しているため、一番小さいサイズでも41号という表記になります。

国際的な共通サイズは[JIS規格」が使われていますが、日本国内では「JCS規格」が現在でも広く使われております。
そして気になる海外でのリングサイズ表記ですが、

□アメリカ　サイズの単位に”inch(インチ)”を使っています。“1inch”は”25.4㎜”です。
□イギリス　サイズ表記はアルファベットで表記されています。サイズが上がるごとにアルファベットが”Z”に近づいていきます。この表記はオーストラリアやニュージーランドなどでも使用されています。
□ヨーロッパ　現在は「ISO規格」を使っている国が多いようです。「ISO規格」のリングサイズサイズから40を引くと「JCS規格」のイングサイズ表記がわかります。#51と表記されている海外のリングサイズ。40を引いてあげると、11。11号ということになります。

表にわかりやすくまとめてみました。

日本(JCS)	アメリカ	イギリス	ヨーロッパ(ISO)
1号	1	C	41
2号	2	D	42
3号	2.5	E	43
4号	3	F	44
5号	3.5	G	45
6号	3.5-4	G-H	46
7号	4-4.5	H-I	47
8号	4.5-5	I-J	48
9号	5	J	49
10号	5.5	K	50
11号	6	L	51
12号	6.5	L-M	52
13号	6.5-7	M-N	53
14号	7-7.5	N-O	54
15号	7.5-8	O-P	55

このようなサイズ表記になります。自分の適性サイズの表記を覚えていただくことでスムーズにお買い物が出来るのではないでしょうか。

ヨーロッパブランドのリングをご紹介！

フレッドからは華奢なピンクゴールドリングをご紹介！肌なじみが良く日常使いがしやすいリングです。
サイズは「JIS規格」表記となっており、「#49」です。40を引いて「JCS規格」表記にすると「9号」になります。

ダミアーニからはミモザのゴールドリングご紹介！
大切な日につけたい華やかなリングです。✨V字になっているデザインが指がここまでありますよ！という風に延長してくれます。
こちらのリングは「JIS規格」表記の「#49」なので、先程紹介したフレッドと同じ号数の「9号」となります。

最後にメシカのホワイトゴールドリングをご紹介！
動く美しいダイヤモンドと敷き詰められたダイヤモンドが美しい…贅沢なリングです。太めな幅が案外フォーマルはもちろん、カジュアルな服装とも相性抜群でコーディネートの幅を増やしてくれます。
こちらも「JIS規格」表記の「#52」です。40を引いてあげると「JCS規格」表記の、「12号」になります。

こちらのブログをご覧くださった皆様のリング選びのご参考になれば幸いです。

投稿者：一葉