【ジラール・ぺルゴ】細部へのこだわりを感じる1本。「第3弾」
皆様こんにちは。
いつもoomiya京都店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
お待たせいたしました。
【ジラール・ぺルゴ】からロレアートのケース、ブレスレットの作りについて「第3弾」をご紹介いたします。
前回のムーブメントについて「第2弾」はこちらからご覧ください!
ケース・ベゼル
ケースは全体的にサテン仕上げが施されています。
ケースサイドはラグからラグまで一直線に、表はケースに対して横向きに筋目が入っています。


面取りを表と裏どちらにも施されており、特に裏側は肌に直接触れる部分なので角が立っていないだけで着け心地が大きく変わります。
ベゼルはポリッシュの部分がベゼルリング、サテン部分のベゼルが2つに分かれており、それぞれ違った仕上げが施されております。注目していただきたいのはベゼル部分です。

どのように磨かれているかわかりますか?
よくあるのは横か縦の一方向ですが、ロレアートは円を描く方向で磨かれています。
他のブランドとちょっとした違いですね。





アップで見るとよりわかりやすいかと思います。
ケースもブレスレットもサプライヤーから供給を得ておりますが、仕上げ直しは全て自社で行います。パーツによって磨き方を変えるので、完成するまでの工程でどこのパーツにおいても一切妥協しないのがジラール・ぺルゴです。
ブレスレット
過去のブログでもご紹介したことがありますが、ブレスレットの作りに関してはロレアートの魅力が一番伝わるポイントだと思っています。
こちらのブログでも書いてある通り、まず1コマ目と2コマ目以降のコマの厚み、幅が違います。そして3コマ目までは段々と細くなっていくデザインとなっており、4コマ目からが同じ幅になっています。
そして中央のポリッシュ仕上げのコマとH型のサテン仕上げのコマもちょっとしたジラール・ぺルゴのこだわりを感じられるのが、表はケースに合わせて横向きの筋目が入っており、サイドもケースに合わせて縦方向に筋目が入っています。
またブレスレットもケース同様、裏側は全てサテン仕上げで肌触りが滑らかで、面取りもしっかりされているので装着感が非常に良いです。



小話編
ケース・ベゼルリング・ベゼルが3つに分かれており、ベゼルにピンがあるので後ろから固定します。


ベゼルを固定しているネジは私たちには見えません。
ムーブメントに使用されているネジは見えますよね。
見えるネジは徹底的に磨かれています。

いかがでしょうか。
ジラール・ぺルゴについて、ロレアートについて、もっと興味が湧いてきたでしょうか。
ぜひ今までご紹介したことが本当なのかどうか、店頭にて実機をお確かめください。
皆様のご来店スタッフ一同お待ちしております。
投稿者:青木