【忖度なし】生涯かけて使いたい時計ブランドのオススメ3選。
皆様こんにちは。
いつもoomiya京都店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
祇園祭が終わって、京都も人の多さなどが少し落ち着いたように感じます。
私が学生の頃は祇園祭が終わると夏が終わるようなイメージでしたが、最近ではまだまだ暑いのでなかなか夏も終わりませんね。(笑)
熱中症にはくれぐれも気をつけましょう!
本日はタイトルの通り、忖度なしで私が生涯かけて使いたい時計ブランドのオススメ3選をご紹介いたします!
使うシーン、選び方、こだわりポイントなどそれぞれ分けてご紹介いたしますので、ぜひ最後までお付き合いください。
10年後も20年後も使いたい「ジラール・ぺルゴ」
皆さんは何年後まで使用するかを想定して時計を購入されていますか?
私は10年後も20年後も使えることを1番に考えて時計を選びました。
もちろん一生使うことを前提として検討されている方は多いですが、意外と若い頃や勢いで買ってしまって今はもう使えない…という方も少なくありません。そんな方に特にオススメしたいモデルは「ロレアート」です。



まず、ロレアートを語るうえで外せないのが歴史です。ロレアートが初めて発表されたのは1975年で、8角形のベゼルと一体型のブレスレットを備えた、当時としては非常に個性的なデザインで登場しました。その後、世代を重ねる中でケースやムーブメントなどには進化が加えられてきましたが、ロレアートらしさを感じさせるデザインは現在にも受け継がれています。そして2016年にはロレアートの3針モデルが復活。翌2017年にはレギュラーモデルとして展開され、現在のロレアートへとつながっています。約半世紀にわたる歴史を持つコレクションだからこそ、「今の流行だけで選ぶ時計ではない」というところも、長く使ううえで大きな魅力だと思います。



ロレアートの特徴といえば、やはりこのデザイン。8角形のベゼル、ラウンドケース、クル・ド・パリ装飾の文字盤、そして一体感のあるブレスレット。一見するとスポーティな時計ですが、実際に腕に着けてみると、どこか上品さも感じられます。この「スポーティさ」と「エレガントさ」のバランスが、ロレアートの大きな魅力です。
例えば、休日にはTシャツやデニムなどのカジュアルなスタイル、平日にはジャケットやスーツスタイルに。
時計そのものが主張しすぎるわけではないのに、腕元を見るとしっかりと存在感があって、使い分けのしやすさは、10年、20年と長く使ううえで非常に重要なポイントだと思います。
若い頃にはカジュアルスタイルのアクセントとして。
年齢を重ねれば、ジャケットやスーツに合わせて。
ライフスタイルや服装が変わっても使い続けやすい。
これもロレアートをおすすめしたい理由の一つです。
国産だからこその安心感「グランドセイコー」
日本人の腕に合わせて考えられた「使いやすさ」国産時計の魅力は、品質だけではありません。日本人の生活や体格に馴染みやすいという点も、グランドセイコーの魅力の一つです。ケースサイズ、厚み、ブレスレットの作り、文字盤の視認性など、毎日身に着けることを考えると、こうした部分は非常に重要です。
例えば、どれだけ高性能な時計でも、「重くて着けなくなった」「スーツに合わせにくい」「時間が読み取りにくい」となってしまえば、長く使うことは難しくなります。
グランドセイコーは、華美な装飾で目立たせるのではなく、日常の中で使いやすいことを大切にしています。



そして、時計を長く使ううえで忘れてはいけないのが、購入した後のことです。
機械式時計もクォーツ時計も、長く使用すればメンテナンスが必要になります。だからこそ、「買った後も安心できるか?」ということは、時計選びにおいて非常に重要です。グランドセイコーには国内にサービス体制が整えられており、長く愛用するためのメンテナンスを受けられる環境があります。海外ブランドの場合、海外へ時計を送ってメンテナンスを行うケースもあります。もちろん、それが悪いというわけではありませんが、日本国内で製造され、日本国内にサービス拠点があり、日本語で相談できる。この環境は、私たち日本人にとって大きな安心ではないでしょうか。
購入した瞬間がゴールではなく、その時計を10年、20年と使っていくための環境まで整っている。これも「国産だから安心できる」と言える理由の1つです。そしてグランドセイコーには60年以上にわたって日本の時計づくりを追求してきた歴史があります。流行に合わせてデザインを変えていくのではなく、「正確であること」「見やすいこと」「美しいこと」「長く使えること」を突き詰めてきたブランドだからこそ、安心してお使いいただけます。


人と違うを選ぶ「グラスヒュッテ・オリジナル」
高級時計と聞いて、皆様はどこの国を思い浮かべますか?
おそらく多くの方が「スイス」と答えるのではないでしょうか。スイスには数多くの名門時計ブランドが存在しますが、世界の高級時計はスイスだけではありません。ドイツにも、長い歴史と独自の時計製造文化があります。その中心地の1つが、ドレスデンから約30kmほど離れた小さな街「グラスヒュッテ」。
1845年に時計職人たちがこの地に集まり、時計産業が発展していきました。1878年にはドイツ時計学校も設立され、時計製造の技術を後世へ伝える基盤が作られました。つまりグラスヒュッテ・オリジナルは、「スイス時計とは違うものを選ぶ」というだけではなく、長い歴史の中で培われてきた、ドイツ独自の時計文化を選ぶということなのです



グラスヒュッテ・オリジナルの魅力は、ムーブメントだけではありません。
例えばブランドを代表するコレクションの1つ「パノ」シリーズ。文字盤を見ると、時分針、スモールセコンド、パノラマデイト、パワーリザーブ、ムーンフェイズなどが左右非対称に配置されています。一般的な時計では、左右対称に整えられた文字盤が多い中で、あえてバランスを崩しています。でも実際に見てみると不思議とまとまっているというのがグラスヒュッテ・オリジナルの面白さです。
「個性的だけど奇抜ではない」「人と違うけれど、嫌味がない」この絶妙なバランスが、腕元で独特の存在感を放ちます。
さらにムーブメントを見ていくと、もっと面白い部分があります。
それがテンプ受けに施された手彫りのエングレービングです。職人がフリーハンドでつる草のような装飾を彫り込むため、同じものが2つ存在しません。高級時計のムーブメントは、精密で美しいものが多いですが、その中でも「手彫りだからこそ同じものがない」というのは非常に魅力的だと思います!


グラスヒュッテ・オリジナルは、誰もが知っているブランドではないからこそ、そこに魅力があります。
「それ、グラスヒュッテ・オリジナルですよね?」と声をかけられたとき、きっとその瞬間にこの時計を選んだことを嬉しく感じていただけると思います。ブランド名だけで評価するのではなく、「この時計のどこが好きなのか」を自分自身で語ることができるのが良いですよね。
オススメのこだわりポイント
この3ブランドに共通している大きな魅力の1つが、「見えないところまでこだわっている」ということです。
時計は腕に着けている間、基本的には文字盤しか見えませんが時計を裏返してみると、そのブランドがどれだけ時計づくりにこだわっているのかが見えてきます。
グランドセイコーなら、ムーブメントの精度や仕上げ。
ジラール・ペルゴなら、自社製ムーブメントの設計や美しい仕上げ。
グラスヒュッテ・オリジナルなら、3/4プレートやグラスヒュッテ・ストライプ、手彫りのエングレービングなど、ドイツ時計ならではの伝統的な技法。
一見すると、「そこまで必要なの?」と思ってしまうような部分まで、丁寧に作り込まれていますが、こうした部分こそが時計を所有する楽しさにつながるのではないでしょうか。普段は人から見えないからこそ、自分だけが知っている。
「この時計には、こんなこだわりがある」
そう思いながら腕に着けることで、時計への愛着は少しずつ深くなっていきます。
そしてもう1つの共通点が、「長く使うほど魅力を感じられる」ということです。
時計は、洋服やスマートフォンのように数年で買い替えることを前提としたものではありません。10年、20年、さらにその先まで使い続けることができます。だからこそ購入した瞬間の満足感だけではなく、「時間が経っても好きでいられるか」ということも大切だと思います。どのブランドも一時的な流行だけを追ったものではありません。
今の自分が気に入っている。そして10年後、20年後の自分が着けていても、その時計を好きでいられる。そんな魅力を持っています。時計は、購入した瞬間が完成ではありません。使い続ける中で傷が付き、思い出が増え、少しずつ自分だけの時計になっいくからこそ「長く使いたいと思えるか」という視点で時計を選ぶことも、大切だと私は思います。
今回ご紹介した3つブランド、グランドセイコー、ジラール・ペルゴ、グラスヒュッテ・オリジナルはそれぞれ国も、歴史も、時計づくりの思想も違います。共通しているのは、「知れば知るほど、その時計を選ぶ理由が見つかる」ということです。知名度ではなく、自分が感じた価値で時計を選んでみてはいかがでしょうか。
投稿者:青木


