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さて、今回はご紹介するモデルは今月に発売された「SBGX357」です。

風雪紋×ライトブルー

このモデルの魅力は言うまでもなくダイヤルの表情です。
信州にある「時の匠工房」から望む穂高連峰は、冬になると何カ月も白銀に覆われます。
強い風にさらされた雪が削られ、筋のような模様＝風雪紋が生まれるのですが、その景色そのものを型打ちで再現したのがこの「SBGX357」です。

ただ白いだけではなく、光の入り方で模様が浮き沈みし、まるで風の跡がそのまま時間に刻まれているように見えます。

そこに重ねられた色は澄んだライトブルーです。
雪空の青をそのまま薄く溶かしたような色合いで、まぶしくないのにふとした瞬間にスッと目を惹きます。

サイズ37mm。軽さと耐久性のバランス

ケースサイズは37ミリです。
現代の【グランドセイコー】ではやや小ぶりに見えるかもしれませんが、これが絶妙です。

• 大きすぎない→雪白ダイヤルの上品さと相性が良い
• ジャケットにも私服にも溶け込む
• 男女問わず自然に収まる

手元を強く主張する時計ではなく、さりげなく「いい時計やな」と思わせてくれ時計です。

素材はブライトチタンです。
ステンレススティールよりも約30％軽く、傷、腐食にも強い。
着けたまま一日過ごしても疲れにくく、時計がストレスにならないです。

年差クォーツCal.9F62

搭載ムーブメントはキャリバー9F62です。
「年差±10秒」という数値だけでも優秀なのですが、９Fはそれ以上の価値があります。

• 温度変化で誤差が出ないように自動補正
• 太く・長い針を動かせる高トルク
• カレンダーは瞬間で切り替わる
• 針の揺れが少ないため視認性が高い

機械式では表現できないビシッとした時間が常に表示され、長く使っていても狂いにくい安心感があります。

特に日常使いでは、時間が正確、軽い、扱いが楽この3つは大きな正義です。

実際に着けた時の雰囲気

「SBGX357」は派手ではありません。
ですが袖からチラッと見えたときに。柔らかいブルーがふわっと光を拾う。それがとても上品です。

休日のニットにも、スーツにも馴染み、TPOを選ばず、毎日使っていただける時計です。

気になる方はぜひ店頭にてご覧くださいませ。