【グランドセイコー】魅せる「磨き」のこだわり

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日本が誇る高級時計ブランド、【グランドセイコー】
その美しさの秘密を紐解いていくと、随所に「磨き」へのこだわりが詰まっていることに気づきます。

見た瞬間に「なんだかすごくキレイ、、、」と感じる、その理由を少しだけ深堀していきましょう。

鏡面仕上げが美しい

【グランドセイコー】の時計は、どの角度から見ても美しく、細部にまで繊細な仕上げが施されています。

例えば、、、

・12時インデックスは、他の約2倍の幅があり、視認性とデザイン性を両立。
・各インデックスのまわりには鏡面研磨が施され、さらに多面カットによって立体感が生まれます。
・サファイアガラスの縁の上面にも、鏡面研磨が入っており、光を柔らかく反射。
・ケースの平面部分にも鏡面仕上げが施されており、まるで鏡のようにクリアな輝きを放ちます。

この「鏡のような反射」は、ただピカピカなだけでなく、歪みの少なさがポイント☝🏻!
実際に見ると、その反射の美しさに驚く方も多いはずです。

その輝きの正体は「ザラツ研磨」

【グランドセイコー】の美しい鏡面仕上げは、「ザラツ研磨」と呼ばれる独自の技術によって実現されています。

▶ザラツ研磨とは、回転する研磨盤に時計のケースを押し当て、微細な角度で丁寧に磨き上げる技法。これにより、歪みの少ない、シャープで美しい面が作られます。

この研磨は機械任せではありません!
熟練した職人の「手の感覚」がすべて
ほんのわずかな振動の違いを感じながら力の加減や角度を調節していくため、習得には最低でも5年はかかると言われています。

このようにして生まれた鏡面仕上げは、単なる装飾ではなく、日本の職人技が光る精密な美そのものです。手間を惜しまないその姿勢こそ、【グランドセイコー】の誇りです。

見えない部分にも

外装だけではなく内部のパーツにまで宿るこだわりも、【グランドセイコー】ならでは。

例えば、、、

・内部に使われているネジは、なんと一本一本が鏡面仕上げ。高級時計ならではの丁寧な仕上げです。
・針には「青焼き針」と呼ばれる、鉄を高温で熱して出す深い青色の仕上げが用いられています。

この「青焼き針」は、錆びにくく、100年経っても美しい発色を保つとされるほど耐久性に優れています。

外からは見えにくい場所にも、職人のこだわりが込められていて、まさに日本ならではの丁寧なものづくりが感じられます。

今回紹介するモデル

そこで今回紹介するモデルがこちらです。👇🏻

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9Rスプリングドライブ
品番:SBGA439

ムーブメント:スプリングドライブ(9R65)
ケース素材:ステンレススチール
ベルト:ステンレススチール
防水:日常生活用強化防水(10気圧)
サイズ:40mm
駆動時間:約72時間(約3日間)持続
精度:平均月差±15秒(日差±1秒相当)
金額:\682,000(税込)

ただのブルーでもネイビーでもない、ミッドナイトブルー文字盤と、ステンレススティールのケースとの組み合わせが魅力なこのモデルは鏡面仕上げのクオリティをより引き立たてくれる一本です。

一見するとシンプルで控えめなデザインですが、手に取って光にかざした瞬間、その印象は大きく変わります。
ケース側面やラグには、【グランドセイコー】ならではの鏡面仕上げを施されており、光を受けて静かに、でもしっかりと輝きを放ちます。
これは、あの「ザラツ研磨」によるもの。磨きの精度が高いからこそ生まれる歪みのない美しい反射です。

  • 落ち着いたダイヤルが引き立てる、細部のこだわり

「SBGA439」の最大の特徴は、やはりこの深いブルーでもなくネイビーでもない、ミッドナイトブルーの文字盤。
光の入り方によってわずかに表情を変え、インデックスや針の鏡面カットがよりくっきりと浮かび上がります。

こちらもインデックスはすべて多面カットされており、特に12時位置は他の2倍の幅を持たせたデザインに。視認性を高めつつ、全体のバランスに品があります。
このさりげない立体感が、文字盤の静かな表情に奥行きを与えてくれます。

まとめ

【グランドセイコー】の魅力は、華やかなデザインではありません。
むしろ「静かに、でも確かに伝わってくる美しさ」があると感じます。

・歪みのない反射を生む、ザラツ研磨の技術
・光を味方にした、鏡面仕上げと多面カット
・見えない部分にも宿る、職人のこだわり

それらすべてが調和して、【グランドセイコー】の時計には一種の芸術品のような美しさが宿っているのです

ぜひ、実物を手に取って、その磨きの精度と静かな輝きを感じてみてください。