日本の誇り【グランドセイコー】誕生の裏側にあった熱すぎるドラマ
皆様こんにちは。
いつもoomiya京都店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
本日は時計好きならずとも知っておきたい、日本の誇り【グランドセイコー】の歴史についてお話します。
その前に、ご案内です!
【グランドセイコーフェア開催中】
期間:2月14日(土)~3月15日(日)
最新モデルから人気モデルまで幅広くラインナップ。
今回ご紹介する「職人たちの情熱」を、ぜひ実際に手に取って、その輝きを確かめてみて下さい!
今や世界中の時計愛好家から愛される【グランドセイコー】。
ですが、その誕生の裏には、当時の職人たちの「スイスに追いつけ追い越せ!」といったすごく熱いストーリーがあった事は知っていましたでしょうか?
今回は、GSが誕生した背景と、こだわりがすごすぎるディテールについて語っていきます。
1.「黒船」襲来!絶対絶命のピンチから始まった
時は1960年。当時の日本は、海外から腕時計が自由に入ってくる「輸入自由化」を目前に控えていました。
当時の日本メーカーは危機感を感じていました。「このままでは、歴史もブランド力もあるスイスの高級時計に太刀打ちできない……」と。
そこで立ち上がったのが、セイコーの精鋭たち。
「だったら、スイスの時計を圧倒するような『世界最高峰』の国産時計を自分たちの手で作ればいい」
そんな、日本のプライドをかけた大きな挑戦から、初代グランドセイコーの開発がスタートしたんです。
2.性格の違う「二つの名作」を融合させた
グランドセイコーは、全くのゼロから生まれたわけではありません。当時すでに評価の高かった2つのモデルの「いいところ」を完璧に組み合わせることで誕生しました。

- ロードマーベル
「正確さ」を何よりも大切にする、真面目で実力派なモデル。
- クラウン
繊細で美しく、ファッション性の高いエレガントなモデル。

この「実用性の高さ」と「洗練された美しさ」をひとつにまとめる。そんな難しいミッションをクリアしたのがGSなんです。「中身も見た目も一切妥協しない」という、今のGSにも通じるこだわりがここで確立されました。
ロゴのデザインは「現場の意見」で決まった
GSの象徴ともいえる、あのキリッとした力強いロゴ。実はこれ、当時の服部時計店の本店と支店のメンバーが集まって決めたものなんです!
「このフォントの方が高級感がある」
「いや、こちらの方が信頼感が増す」

と、現場のスタッフが意見を出し合い、最終的に大阪や名古屋の支店が支持したデザインが採用されました。
上の人が勝手に決めるのではなく、お客様に近い現場の声が反映されたからこそ、今も愛されるタイムレスなロゴが完成したんですね。
4.職人の「執念」が生んだ、驚異の精度
GSといえば「狂わない時計」として有名ですが、その裏には想像を絶する努力がありました。
✓温度の変化に左右されない特殊な素材を使い倒す。
✓最後は熟練の職人が、1本ずつ手作業で極限まで調整を繰り返す。
✓目に見えない空気の摩擦さえも計算に入れて設計する。
温度変化によって微妙に形を変える金属の特性を見抜き、1ミクロン(1ミリの1000分の1)単位で部品を調整する。そんな熟練職人の指先の感覚こそが、GSの世界最高峰の精度(日差-3秒から+12秒以内)へと押し上げました。
当時の日本にはまだ最新の機械が少なかったのですが、それを補ったのは職人たちの「技術」と「根気」でした。その結果、世界で最も厳しい基準のひとつであるスイスのテストと同じレベルの精度を叩き出したんです。
まとめ:【グランドセイコー】は日本の宝
グランドセイコーが誕生して60年以上。
今でも世界中で「GSの仕上げは鏡のように美しい」と驚かれているのは、1960年に「絶対に世界を驚かせてやる」と心に決めた職人さんたちの情熱が、今もブランドの根底に流れているからです。
次にグランドセイコーを手にする機会があったら、その針の動きやロゴの輝きをじっくり見てみてください。そこには、日本の職人たちが歩んできた挑戦の歴史がぎゅっと詰まっています。
投稿者:龍野


