Panerai PAM01735の魅力。腕に乗せた瞬間、ヴィンテージの物語が始まる
時計には、「正確に時間を知るための道具」という側面がある。
でも、ある時計を手にした瞬間から、時間を見るという行為そのものが少し特別になることがある。
今回取り上げたいのが、Panerai(パネライ) PAM01735。
一言で表すなら、
「ヴィンテージ・パネライの世界観を、現代の時計として味わえる一本」だと思う。
そして、この時計の魅力を語るうえで絶対に外せないのが、47mmという圧倒的なサイズと、独特の表情を持つ「トロピカルダイヤル」だ。
まず、47mmという存在感
PAM01735のケース径は47mm。数字だけを見ると、「大きすぎるのでは?」と思う。
実際、一般的な高級時計と比べればかなり大きい。
しかし、パネライの場合、この大きさこそが魅力でもある。
PAM01735は、1960年代のRef.6152/1からインスピレーションを得て、当時の47mmというプロポーションを現代に蘇らせたモデル。
クッションケースに、特徴的なリューズプロテクター、そしてドーム型クリスタル。
一つ一つを見るとシンプルなのに、腕に乗せると強烈な存在感を放つ。
これは「大きな時計」というより、「腕の上にパネライという世界観を乗せる時計」 なのだと思う。

PAM01735で一番惹かれるのは、やっぱり文字盤
個人的に、この時計の最大の魅力はケースよりも文字盤だと思う。
PAM01735には、いわゆる「トロピカルダイヤル」の表現が採用されている。
ブラックダイヤルが長い年月、太陽光や使用によって変色し、ブラウンや暖色系の色味を帯びていく。
ヴィンテージ時計の世界では、こうした経年変化そのものが魅力として評価されることがある。
PAM01735は、そのヴィンテージ・パネライに見られる表情を、現代の時計としてデザインに取り込んでいる。
アイボリーのマットな文字盤。そこにブラウンのグラデーション。そしてサンドイッチダイヤル。
新品なのに、どこか「昔からそこにあった」ような雰囲気がある。
この絶妙な古さがたまらない。
単純にレトロなのではない。
「新品なのに、すでに物語を持っている」
そんな不思議な魅力がある。

「Luminor Panerai」の控えめさもいい
もう一つ好きなのが、文字盤の情報量。
最近の時計は、ブランド名、モデル名、スペック表記など、とにかく情報が多いものも少なくない。
ところがPAM01735は非常にシンプル。
12時位置に「Luminor Panerai」。
9時位置にスモールセコンド。
それだけ。
この潔さが、ものすごくパネライらしい。
軍用時計をルーツに持つデザインだからこそ、
「必要なものだけあればいい」
という思想が感じられる。
装飾で高級感を出すのではなく、ケースの造形と文字盤のバランスそのもので魅せる。
ここがPAM01735の格好良さだと思う。

手巻きP.3000という選択
そして、時計好きとして見逃せないのがムーブメント。
PAM01735には、パネライの手巻きキャリバー「P.3000」が搭載されている。
2つの香箱を持ち、パワーリザーブは3日間。
さらにシースルーバックからムーブメントを眺めることができる。パネライ
ここで面白いのが、
あえて手巻きであること。
自動巻きのほうが便利なのは間違いない。
でも、朝、時計を手に取ってリューズを回す。
「今日もこの時計を動かそう」と思いながらゼンマイを巻く。
このひと手間が、機械式時計を所有する楽しさだったりする。
PAM01735は、そういうアナログな時間との付き合い方が似合う。

まとめ
PAM01735を見ていると、時計というより「時間の道具」という言葉が似合う。
最新技術を前面に押し出す時計とは違う。
「これが最新です」という派手さもない。むしろ、
昔のパネライが持っていた無骨さ、道具感、軍用時計らしさを現代に残す。
そこにPAM01735の価値がある。
トロピカルダイヤルのブラウンを眺めているうちに、
「やっぱり、これ格好いいな」となる。
そんな時計だと思う。



夜光なし 夜光あり
10月23日(金)から11月23日(月)パネライフェア開催されます!
今回紹介させていただいたPAM01735は10月23日から10月26日の4日間実機を見ていただけます!
この機会を見逃さないでくださいね!
商品詳細

パネライ
ルミノールベース
品番:PAM01735
価格:¥1,848,000(税込)
防水:10気圧防水
ケース:47mm ステンレススティール
パワーリザーブ:3日間
投稿者:坂本

