あなたはどの「金」が好き?スタッフがお勧めする金無垢モデル4選!
皆様こんにちは。
いつもoomiya京都店のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
突然ですが、皆様は「金無垢の時計」と聞くと、どのような時計を思い浮かべますか?
華やかで高級感のある時計。
一目で特別感が伝わる時計。
あるいは、少し派手で普段使いが難しい時計。
「金無垢」と聞くと、このようなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし、実際に様々なブランドの時計を見比べてみると、同じ「金無垢」でも、その表情や楽しみ方は大きく異なります。
今回はブランド毎にそれぞれが表現する「金無垢の魅力」に注目してみたいと思います。
そもそも「金無垢」とは?
まずは、簡単に「金無垢」についてご説明します。
時計における金無垢とは、ケースなどに金を素材として使用した時計のこと。
一般的に高級時計では18Kゴールドが多く採用されています。
純金である24Kは非常に柔らかいため、時計のケースなどにそのまま使用するには傷や変形のリスクがあるため、金に他の金属を加えて強度や色味を調整した18Kが、時計やジュエリーなどに用いられています。
また、同じ18Kでも配合する金属によって色味は変わります。
イエローゴールドなら華やかでクラシカルに。
ローズゴールドなら温かみのある柔らかな印象に。
ホワイトゴールドなら落ち着きのある上品な雰囲気に。
つまり「金無垢」と一言で言っても、その色味や仕上げ、そしてデザインによって時計の印象は大きく変わります。
そして、それこそが今回ご紹介する4ブランドの面白いところです。
スポーティさの中に感じる金の上質さ「ジラール・ぺルゴ」
まずご紹介するのは、ジラール・ペルゴ。
代表的なコレクションのひとつが「ロレアート」です。
ロレアートといえば、八角形のベゼルと一体感のあるデザインが特徴的なモデル。
スポーティーでありながら、どこかエレガント。そんなロレアートに金を組み合わせることで、また違った魅力が生まれます。


現行のロレアートには18Kピンクゴールドを採用したモデルも展開されています。
特に面白いのがスポーツウォッチらしいデザインと、金無垢ならではの華やかさが共存しているところです。
「金の時計=ドレスウォッチ」というイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、ロレアートは、金無垢になってもスポーティーな雰囲気をしっかりと残しています。
そのためスーツスタイルだけではなく、カジュアルな装いにも合わせやすいのが魅力です。
そして実際に手に取ったときに感じるのが、金ならではの重量感。
同じデザインでも、ステンレススティールとは明らかに異なる存在感があります。
さらに光が当たったときに見せる、金特有の柔らかな輝き。
スポーティーな時計だからこそ、そこに金を組み合わせることで生まれるコントラストが印象的です。
「スポーティーな時計が好き。」
「でも、素材には特別感が欲しい。」
そんな方には、ロレアートの金無垢という選択肢は非常に魅力的ではないでしょうか。
イーオンゴールドが生み出す特別なゴールド「ロジェ・デュブイ」
続いてご紹介するのは、ロジェ・デュブイ。
ロジェ・デュブイといえば、独創的なデザインと大胆な機構を組み合わせた「エクスカリバー」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
スケルトンムーブメントやトゥールビヨンなど、ひと目でロジェ・デュブイだと分かる個性的な時計を数多く生み出しています。
そんなロジェ・デュブイの金無垢を語るうえで、ぜひ注目していただきたいのが、「EON GOLD™(イーオンゴールド)」です。
「EON GOLD™(イーオンゴールド)」とはロジェ・デュブイが独自で配合している特殊なゴールド素材なんです。



一般的な金無垢時計では、18Kゴールドが使用されることが多くあります。
ロジェ・デュブイでもゴールドを使用したモデルを展開していますが、その中にはブランド独自の素材であるEON GOLD™を採用したモデルがあります。
イーオンゴールドは750/1000・5Nの特殊なゴールド合金。
ゴールドならではの美しい色味を持ちながら、厳しい環境下でも変色に対する耐性を持つ素材として開発され、金の美しさを楽しみながら、時計として長く身に着けることまで考えられています。
ゴールドという素材は、古くからその美しい輝きや希少性によって特別な存在として扱われてきました。
一方で、時計という日常的に身に着けるものに使用する場合には、素材としての耐久性や扱いやすさも重要になります。
そこでロジェ・デュブイは、ゴールドが持つ華やかさだけではなく、美しさを長く楽しむことまで考えた素材としてイーオンゴールドを採用しています。
つまりイーオンゴールドは「美しいから使うゴールド」だけではなく、「その美しさを長く楽しむために進化させたゴールド」とも言えるのです。
エクスカリバーは、一般的なドレスウォッチのように繊細で控えめなデザインではなく、存在感のあるケース、立体的なベゼル、大胆に開かれたスケルトン文字盤。そして、時計の中心で動き続ける複雑機構。
そこにイーオンゴールドの温かみのある色味が加わることで、単なる「ゴールドの高級時計」とは違った存在感が生まれます。
華やかなのに、どこか攻めている。ラグジュアリーなのに、従来の高級時計とは少し違う。
この独特の雰囲気こそ、ロジェ・デュブイらしさなのではないでしょうか。
控えめだからこそ伝わる金の美しさ「グラスヒュッテ・オリジナル」
3つ目にご紹介するのは、グラスヒュッテ・オリジナル。
ここまでの2ブランドと比べると、金無垢に対するアプローチが大きく異なります。
グラスヒュッテ・オリジナルの魅力は、華やかさを前面に出すのではなく、時計そのものの造形や仕上げの美しさをじっくりと楽しめるところです。


その中でも代表的なコレクションのひとつが「パノ」です。
パノコレクションといえば、左右非対称のダイヤルレイアウトが特徴。
時分表示を中央から少しずらし、スモールセコンドやパノラマデイト、ムーンフェイズなどをバランスよく配置しています。
この独特なレイアウトは、単に個性的なデザインというだけではありません。
グラスヒュッテ・オリジナルでは、表示の配置に「黄金比」の考え方を取り入れ、独特でありながら調和のとれたデザインを生み出しています。
ケースには、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げを組み合わせることで、レッドゴールドの柔らかな色味と光の反射を美しく引き立てています。
一見すると、決して「金無垢です」と強く主張するような時計ではありません。
しかし実際に手に取ってみると、ケースの柔らかな輝きや重量感がしっかりと感じられます。



そして、グラスヒュッテ・オリジナルでもうひとつ注目していただきたいのが、時計の裏側です。
シースルーバックからは、自社製ムーブメントの美しい仕上げを眺めることができます。
3/4プレートや手彫りのエングレービング、スワンネック型微調整機構、青焼きネジ、18Kゴールドのローターなど、ドイツ時計らしい伝統的な仕上げを楽しむことができます。
手に取ってじっくり眺めてみると、ケースにもムーブメントにも細かなこだわりが詰まっています。
この「わかる人にはわかる」上質さこそ、グラスヒュッテ・オリジナルの金無垢の魅力ではないでしょうか。
ブレスレットまで金無垢という贅沢「ゼニス」
最後にご紹介するのは、ゼニス。
ゼニスといえば、やはり「エル・プリメロ」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
1969年に誕生したエル・プリメロをルーツに、現在も高振動のクロノグラフを作り続けるゼニス。
そんなゼニスの金無垢モデルで今回注目していただきたいのがケースだけではなく、ブレスレットまで18Kローズゴールドで仕上げられている、クロノマスタースポーツです。


金無垢の時計と聞くと、ケースがゴールドで、革やラバーストラップを組み合わせた時計をイメージされる方も多いと思います。
もちろん、それも金無垢時計の楽しみ方のひとつ。
しかしゼニスのクロノマスター スポーツにはケースだけでなくブレスレットまで18Kローズゴールドで仕上げたモデルがあります。
時計を正面から見たときだけではなく、手首に巻いた瞬間、そのすべてからゴールドの存在感を感じられるというのが、この時計の大きな魅力です。
スポーティーなクロノグラフ × 金無垢
これだけ贅沢な素材を使用しながら、時計自体は非常にスポーティーなデザインであることがこのモデルの良さでもあります。
クロノマスター スポーツは41mmのケースに、3色のインダイヤルを備えた特徴的な文字盤。
一見すると、非常にレーシーでスポーティーなクロノグラフです。
そこに18Kローズゴールドを合わせることで、スポーティーな雰囲気はそのままに、ラグジュアリーな存在感が加わります。
さらにケースとブレスレットにはサテン仕上げとポリッシュ仕上げを組み合わせることで、ローズゴールドの美しい輝きと立体感が引き立てられています。
「スポーツウォッチだからステンレス。」
そんなイメージを良い意味で裏切ってくれる一本です。
特にブレスレットまでゴールドになっていることで、時計を持ったときだけでなく、手首に着けた状態でも金の重みを感じることができます。

ゴールドになっても、ゼニスらしさは変わらない
もちろん素材がゴールドになったからといって、ゼニスらしさが失われるわけではありません。
搭載されるのは、ゼニスを代表する自動巻きクロノグラフムーブメント「エル・プリメロ 3600」。
毎時36,000振動、5Hzの高振動で、1/10秒単位の計測を可能にするクロノグラフです。パワーリザーブは約60時間。
見た目の華やかさだけではなく、時計としての中身もしっかりと楽しめるのがゼニスの金無垢モデルの魅力です。
同じ金無垢でも選び方は4つ
今回ご紹介した4ブランド、どれも金という特別な素材を使用していますが、その表現はまったく違います。
ジラール・ペルゴはスポーティーなデザインに金の上質さを加える。
ロジェ・デュブイはEON GOLD™という独自素材と大胆なデザインによって、金の新しい魅力を表現する。
グラスヒュッテ・オリジナルは金の華やかさを抑えながら、時計そのものの美しさを味わう。
ゼニスはケースだけではなくブレスレットまで金無垢にすることで、金そのものを存分に楽しむ。
「金無垢だから高級。」
もちろんそれも金無垢の魅力のひとつだと私は思います!
しかし実際に4ブランドを見比べてみると金という素材はそれぞれのブランドが持つ個性をより引き立てるために使われていることがわかります。
だからこそ金無垢の時計を選ぶときは、「金だから」という理由だけではなく、「このブランドが表現する金が好き」という視点で選んでみるのも面白いのではないでしょうか。
普段はステンレススティールを選ばれる方も、一度金無垢の時計を実際に手に取ってみてください。
数字では分からない重量感。
光の当たり方によって変化する色味。
そして、手首に乗せた瞬間に感じる存在感。
実物だからこそ分かる「金」の魅力があります。
ぜひ店頭でそれぞれのブランドが表現する金無垢の違いを見比べてみてください。
投稿者:青木

