
チューダーが今年で100周年という事でその歴史を振り返るブログの後編です。
前回はチューダーの創設の歴史から初期の代表作までご紹介しましたが、今回はその後のチューダーの歴史を紐解いていきます。前回のブログを見られていない方は、こちらのURLをご覧いただけたらと思います。
・チューダー創業100周年の歴史を改めて振り返る【前編】 | チューダー ブティック by OOMIYA 公式ブログ
チューダー初のダイバーズウォッチ


1952年に北グリーンランド遠征隊に時計を提供しチューダーの信頼性が高まっていた所で、新たに1954年にチューダー初のダイバーズウォッチを誕生させます。「オイスター プリンス サブマリーナー」は100m防水性と当時としては高く、プロのスキューバーダイバー向けに開発し、その2年後1956年にフランス海軍に提供する事となりました。最初にサンプルとして上記掲載の2本のモデルRef. 7922とRef. 7923を渡し、どちらも100mまでの防水性能を備え、それぞれ自動巻きと手巻きのムーブメントが搭載されていました。当時のG.E.R.S.(水中研究開発グループ)の司令官は手紙の中で、これらの時計の防水性は「完璧」で、機能は「完全に正確」であると高い評価を付けました。このエピソードから思い浮かぶモデルとして、ブラックベイ 54はこのモデルから誕生しました。

その後、1958年にはリューズガードを必要としない8mmサイズの大きなリューズを搭載された「ビック クラウン」と呼ばれたチューダー サブマリーナ― Ref. 7924が登場します。防水性能がこれまでの二倍となる最深200m防水を成し遂げ、フランス海軍に提供されました。Ref. 7924は今もなおチューダーの最も象徴的なダイバーズウォッチであり続けており、このモデルを起源とした、ブラックベイ 58が誕生しました。こうした背景の中で、チューダーとフランス海軍は、濃密な関係を築いていきます。
現在のフランス海軍との関係

現在、フランス海軍との共同開発によりに2本を特殊部隊に提供しています。一本目はペラゴス FXD。特殊なミッションを課された戦闘ダイバーに提供しており、水中での作戦に実際に使用されています。

そしてペラゴス FXD GMT。フランス海軍の航空部隊でも使用されています。ペラゴス FXD GMTがフランス海軍とその航空部隊から制式採用されていることを表すため、グレード5チタニウム製ケースバックには、「Aéronautique navale(フランス海軍航空隊)」のロゴである翼を広げた錨の上にスター、そして歴史にインスパイアされた各時計の製造年を示す「Marine nationale 2026」の “M.N. 26” のエングレービングが施されています。
チューダーは、7つの世界の海軍に時計を提供した実績があり、ダイバーズウォッチとしての信頼性、堅牢性が約束されました。
チューダーのアイコニック、ブラックベイは更なる進化へ

2021年にブラックベイセラミックから始まったマスター クロノメーター搭載モデル。チューダーの最新技術により1万5000ガウスという磁場にも耐えれるムーブメントは、機械式時計の弱点であった磁気にも適応します。私たちの日常生活で求められる防水性能や磁気性能、さらには高いレベルの精度を全てクリアする事となります。
チューダーは、時計として確固たる信頼性、堅牢性を兼ね備えた、価格以上の価値のある高性能計器を提案していきます。
この機会にぜひ店頭にて時計を手に取ってください。
記:植田
