【ティソ】新作「PRC 100 ソーラー」たった10分の充電で24時間稼働?寿命も10年~15年?革新的なソーラーウォッチとは?

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今年ティソから発表されました話題の新作モデル「PRC 100 ソーラー」がようやくoomiya京都店の店頭に並びました。
全国的にも非常に人気の高いモデルで中々店頭でご覧いただけなかったと思いますが改めて「PRC 100 ソーラー」をご紹介。

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TISSOT ティソ
PRC 100 ソーラー
品番:T151.422.11.031.00
ムーブメント:ソーラークォーツ
ケース素材:316L ステンレススチール
ベルト素材:316L ステンレススチール
ケースサイズ:39mm
防水:10気圧防水
価格:¥74,800-(税込)

※その他特徴:End Of Energy機能、クイックリリースブレスレット

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はじめに:PRC 100 の系譜と挑戦

「PRC 100(Precise, Robust, Classic)」は、ティソのコレクションとして 2005年に発表。当時も1980年代にティソが製造していた「PR 100」からインスピレーションを得て製作されました。

P・・・Precise(精密)
R・・・Robust(堅牢)
C・・・Classic(クラシック)
100・・・100m防水


伝統あるコレクションに、光発電クォーツ(ソーラー)機構を搭載した「PRC 100 Solar(PRC 100 ソーラー)」が登場。
ただ単なる新作ではなく、ティソの革新的な技術と歴史あるモデルを融合した魅力的で新たな挑戦をしたモデルです。

ガラス直下に配置されたソーラーセル:ライトマスター ソーラー テクノロジー

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新作「PRC 100 ソーラー」が時計業界で最も注目、そして話題となっているのが光を蓄え、エネルギーへと変換させるクォーツですが
従来のソーラー式とは異なる光の取り組み方法です。
それがサファイアクリスタル風防のすぐ下にソーラーセルを配置する方式です。

● 従来ソーラー式の制約と打破

通常、ソーラーウォッチは次のいずれかの方式を取ります:

  1. 文字盤自体を透過性素材にして、その下にソーラーセルを設ける
  2. 文字盤の裏側にソーラーセルを配置し、透過光を取り込む

しかし、金属製ダイヤルや装飾性を重視したデザインを採る際、ソーラーセルとの兼ね合いが制約になることが多く、これがソーラーウォッチの設計上の“壁”の一つでした。

PRC100 Solar は、サファイアガラス直下に「ほぼ透明なハニカム構造のソーラーセル」を配することで、視認性を持たせつつ発電を可能にする方式を実現。
この技術は、CSEM 社との開発協力による特殊なソーラーセルを用いたものとされ、透明性と発電効率の両立を狙ったものです。

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● 実用性を支える仕様

  • 約 5,000 lux の環境(曇天の屋外など)で 10 分間光を当てるだけで、24 時間動作分の電力を蓄えることができる効率性。(
  • EOE(End of Energy)インジケーター:蓄電量が少なくなると、秒針が 4 秒ごとにジャンプするモードに切り替え、視覚的に電池残量を知らせる機構が搭載。
  • 二次電池(コバルト-チタンリチウムアキュムレーター)は、通常使用域では 10〜15年使用可能 と見込まれており、従来のソーラー時計(7〜8年程度)より長寿命化。

クラシックでスポーティなデザイン。尚且つ購入コスト、長期的コストを見てもこれは「買い!」の3つの理由

先にお伝えした革新的技術やスペック・加えて、コストパフォーマンスや長く愛用する点などを今回は発表された「PRC 100 ソーラー」をおススメする理由。

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1. 高性能技術を比較的手頃な価格帯で導入

ティソ「PRC 100 ソーラー」は複数のバリエーションがあります。
ケースもブレスレットもステンレススチールのモデルは文字盤はシルバーとブルーがラインナップ。
価格は¥74,800-(税込)

ケースはステンレススチール、ベルトはレザーストラップモデルになると価格は¥68,200-(税込)となります。(※シルバー文字盤のみ)

そしてステンレススチールにブラックPVDコーティング、ブラックの文字盤を備えるモデルも登場しており、ブラックPVDコーティングを施したブレスレットを装着したモデルは¥82,500-(税込)、エンボス加工を施したブラックレザーストラップを装着したモデルは¥¥71,500-(税込)となります。

「10 万円超えが一般的な高性能ソーラー時計技術を、6〜8 万円台で手に入れられる」点を訴求できます。

ガラス直下ソーラーセルという先端構造を搭載しながら、“一般消費者層が検討しやすい価格帯”を実現した。

2. 長期運用コストの削減

通常の電池モデルではなく、二次電池寿命自体を 10~15年と見積もっており、それだけでも長期視点でのコスト削減効果が強くなります。
加えて、EOE インジケーター機能により「残量不足で不意に止まる」リスクを軽減できる点も、安心感として付加価値になると考えられます。

3. デザイン妥協しないソーラー化

透明性が高く視認性を損なわないソーラーセル構造という新たな技術により今後ティソにとってもデザイン志向のユーザーにとっても非常に未来のある進化です。
“見た目を犠牲にしないソーラー時計”というテーマは、購買意欲を大きく刺激する訴求ポイントになり得ます。

最後に

本日、ご紹介したティソ「PRC 100 ソーラー」は革新的な技術を取り入れたコストパフォーマンスに優れたモデルです。
ティソのラインナップは機械式自動巻きの時計でも10万円代で購入できるモデルも非常に多いです。
oomiya京都店には本日ご紹介した新作「PRC 100 ソーラー」はもちろん、数多くのモデルがラインアップしておりますので是非、お気軽にご来店くださいませ。

本日も皆様のご来店、スタッフ一同心よりお待ちしております。