【ユリス・ナルダン】ってどんなブランド?魅力をご紹介!
こんにちは、内田です。
本日は【ユリス・ナルダン(Ulysse Nardin)】について、ブランドの魅力やどんな方にオススメかを皆様にご紹介しようと思います!
ユリス・ナルダンは、スイスの高級時計ブランドでありながら、他とは一線を画す革新性と海洋精神を持つ、通好みのマニュファクチュール(自社一貫生産メーカー)です。
【ユリス・ナルダンとは?】一言で言うと…
「海の伝統」と「機械式時計の未来」を融合させた革新派ブランド

ブランド概要
項目 | 内容 |
---|---|
創業年 | 1846年 |
創業地 | スイス・ル・ロックル |
創業者 | ユリス・ナルダン(Ulysse Nardin) |
得意分野 | マリンクロノメーター、シリコン技術、革新的ムーブメント |
ブランドの個性 | 技術革新・芸術性・海との深い関係性 |
1. 海と共に歩んだ時計ブランド

- 19世紀後半から20世紀にかけて、世界中の海軍や航海士向けのマリンクロノメーターを多数製造し名を馳せたブランド。
- マリンクロノメーターは航海の安全に不可欠な精密計器として評価され、約55か国の海軍が正式採用。
(ユリス・ナルダンは特に19世紀後半から20世紀にかけてこの分野の超名門・世界的リーダーでした。) - 現在ではこの精神が「Marine(マリーン)」シリーズに受け継がれています。

2. 革新技術の先駆者
- 2001年:「Freak(フリーク)」を発表
→ 世界初のダイヤル・リューズ・針がない機械式時計。 - シリシウム(シリコン)脱進機の導入を世界で初めて実現。
→ シリコンパーツを自社で作れる数少ないブランド。摩擦が少なく、高精度、メンテナンス性も向上。
これはパテック・フィリップやオメガよりも先に実用化しており、業界でも非常に先進的です。


3. アートと職人技の融合
- 自社で“エナメル文字盤(グラン・フー)”を製作可能な数少ないブランド。
- 手彫り装飾、彫金、ミニチュアペインティングなど、装飾技術のレベルが極めて高い。

4. 独立系マニュファクチュールならではの自由な発想
- 大資本のグループに属さない(※2022年までケリング・グループ傘下だったが現在は独立)
- トゥールビヨンやアストロラビウム(天文時計)など、複雑で遊び心あるモデルが豊富。
- 大量生産できず生産本数はごくわずか。個性派好み。
ユリス・ナルダンはこんな人におすすめ
おすすめしたい人 | 理由 |
---|---|
ハイエンドな時計を欲しいが、他人と被りたくない人 | 複雑時計を得意とし、技術力にオリジナル性がある。少量生産 |
機械式時計の構造美に惹かれる人 | ムーブメント自体がデザインに |
海や航海にロマンを感じる人 | マリンクロノメーターの歴史 |
技術と芸術を両立した時計が好きな人 | アート性の高いモデルが豊富 |
🏁 まとめ
ユリス・ナルダンは、「伝統と革新」「機械とアート」「海と時計」を融合させた唯一無二の存在。
通な時計ファンほど惹かれる、深みあるブランドです。
いかがでしょうか。
伝統を守りながらも新しいことに挑戦し続けるロマンあるブランドだからこそ、熱狂的なファンも多く、その一人にはマイケルジョーダンもアンバサダーではなくプライベートでユリス・ナルダンを長年愛用しています。

普通な時計では満足できないお客様、ユリス・ナルダンは穴場かもしれません!
店頭に豊富なラインナップで取り揃えていますので、お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
投稿者:内田